〈課題4〉錯視図形の制作

幾何学的な錯視図形を文献などから参照し、作図しなさい。

配布したB4イラストボード横位置の中央に、20cm角の正方形枠を製図ペンで作成し、その中に「錯視図形」をバランスよく作図すること。

正方形枠など線を描くときは製図ペンを使用すること。塗りが必要な場合はアクリルガッシュの黒で均一に塗ること。塗りの輪郭に製図ペンを使用してはならない。白は紙白を活かしてよい。

ペンや絵の具のはみ出しなど、事前の練習で極力起こらないよう努めること。やむを得ず修正する場合は、アクリルガッシュの白で目立たないように修正するか、微細な場合は砂消しゴムやカッターで目立たないよう修正する。

目次

アドバイス

錯視効果が生じやすいかたち、線の太さ、配置などをクロッキー帳で検討し、複雑であっても効果の高い図に挑戦しましょう。

幾何学的な錯視図形は、線の長さや角度などに法則性があります。どのような法則性があるか見極めて作業をすることで、錯視効果が高まるだけでなく、作業効率も高くなります。

文献に掲載されている錯視図形の原理を理解して、自分なりに試行錯誤を繰り返して錯視図形を作図してみましょう。ただし、模範となる作品を忠実にコピーし、その技術や効果を体得することも、よい経験になります。

製図ペンで線を引くときは線の両端が丸くならないようにマスキングテープなどを利用しましょう。また、力の入れ加減で太さが変化します。一定の太さの線が引けるよう何度も練習し、コツをつかみましょう。

画面にインクや絵具の汚れが付くと錯視効果に影響します。最後まで慎重に作業を進めましょう。平塗りをきれいに仕上げましょう。とくに色面の境界や角を丁寧に塗り分けると錯覚効果が高くなります。

使用する用具・用材

用具:製図用具、着彩用具一式
用紙:B4サイズイラストボード

提出点数

1点 
裏面右下に学籍番号・氏名・作品種別(錯視図形)を明記のこと

提出日時

第4週 10:30まで
※提出遅延は減点があります

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