〈課題3〉主観的輪郭の制作

「主観的輪郭」が知覚される図を作図しなさい。

配布したB4イラストボード横位置の中央に、20cm角の正方形枠を製図ペンで作成し、その中に「主観的輪郭」をバランスよく作図すること。

正方形枠など線を描くときは製図ペンを使用すること。塗りが必要な場合はアクリルガッシュの黒で均一に塗ること。塗りの輪郭に製図ペンを使用してはならない。白は紙白を活かしてよい。

ペンや絵の具のはみ出しなど、事前の練習で極力起こらないよう努めること。やむを得ず修正する場合は、アクリルガッシュの白で目立たないように修正するか、微細な場合は砂消しゴムやカッターで目立たないよう修正する。

目次

アドバイス

主観的輪郭の図は様々なアイデアがあるでしょう。まずは、実際には線で描かれない単純な幾何図形をいくつか出しながら、そのかたちを補間する図形を考えてみましょう。

複雑な輪郭の図形は、主観的輪郭を補間する図形が難しくなるだけでなく、図を見た人が主観的輪郭を認識することができなくなる場合があります。
際立って見える主観的輪郭を表現するためには、補間する図形の正確な作図が要求されます。

面の細かい部分や角の先端部分にまで気を配り仕上げましょう。
主観的輪郭の図は、丁寧に仕上げるとイラストボードの地の白より、明るく見えたり、浮き上がっているように見えます。出来上がったら、その効果が出ているかを確かめてみましょう。

使用する用具・用材

用具:製図用具、着彩用具一式
用紙:B4サイズイラストボード

提出点数

1点
裏面右下に学籍番号・氏名・作品種別(主観的輪郭)を明記のこと

提出日時

第4週 10:30まで
※提出遅延は減点があります

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