〈課題1〉ルビンの壺の制作

「ルビンの壺」を作図しなさい。

配布したB4イラストボード横位置の中央に、20cm角の正方形枠を製図ペンで作成し、その中に「ルビンの壺」をバランスよく作図すること。

「ルビンの壺」を作図する際の向き合う2人の横顔の輪郭線は、任意に設定してよい。動物など人以外の横顔などでもよいが、一見してわかりにくいなど難易度が上がるため、アイデアスケッチでよく確認すること。

正方形枠など線を描くときは製図ペンを使用すること。塗りが必要な場合はアクリルガッシュの黒で均一に塗ること。塗りの輪郭に製図ペンを使用してはならない。白は紙白を活かしてよい。

ペンや絵の具のはみ出しなど、事前の練習で極力起こらないよう努めること。やむを得ず修正する場合は、アクリルガッシュの白で目立たないように修正するか、微細な場合は砂消しゴムやカッターで目立たないよう修正する。

目次

アドバイス

イラストボードに下書きをする前に、クロッキー帳でアイデアや図柄を検討しましょう。イラストボードに何度も描き直しをすると修正の跡が残り、仕上がりに影響します。

多くの学生が壺よりも人間の横顔を最初に図として知覚することが多いようです。そこで、人間の横顔に工夫を加えてあえてわかりにくくしたり、壺をより壺らしく工夫してみると面白いかもしれません。

平塗りをきれいに仕上げましょう。塗りが汚いとモチーフより先に絵の具の存在が意識されてしまいます。塗ってあることを忘れさせ、描いてある絵に注目させましょう。何回も試し塗りをしてから本番に臨みましょう。

使用する用具・用材

用具:製図用具、着彩用具一式 
用紙:B4サイズイラストボード

提出点数

1点
裏面右下に学籍番号・氏名を明記のこと

提出日時

第2週
12:10まで
※提出遅延は減点があります

〈Cクラス〉スケジュール

内容備考
第1週491ガイダンス:かたちを学ぶ/用具・用材の説明
2形の実験:多義図形の制作
第2週4163形の実験:多義図形の制作
4形の実験:主観的輪郭の制作ルビンの壺・ネッカーキューブの提出
第3週4235形の実験:錯視図形の制作
6形の実験:錯視図形の制作ノートパソコンまたはタブレット端末持参、主観的輪郭・錯視図形の提出
第4週4307ガイダンス:色を学ぶ/色とは何か/色を表す方法/色の知覚現象
8色の実験:色相対比の制作
第5週579色の実験:色相対比・明度対比の制作
10色の実験:明度対比の制作色相対比・明度対比の提出

〈Aクラス〉スケジュール

内容備考
第1週5141ガイダンス:かたちを学ぶ/用具・用材の説明
2形の実験:多義図形の制作
第2週5213形の実験:多義図形の制作
4形の実験:主観的輪郭の制作ルビンの壺・ネッカーキューブの提出
第3週5285形の実験:錯視図形の制作
6形の実験:錯視図形の制作ノートパソコンまたはタブレット端末持参、主観的輪郭・錯視図形の提出
第4週647ガイダンス:色を学ぶ/色とは何か/色を表す方法/色の知覚現象
8色の実験:色相対比の制作
第5週6119色の実験:色相対比・明度対比の制作
10色の実験:明度対比の制作色相対比・明度対比の提出

〈Bクラス〉スケジュール

内容備考
第1週6181ガイダンス:かたちを学ぶ/用具・用材の説明
2形の実験:多義図形の制作
第2週6253形の実験:多義図形の制作
4形の実験:主観的輪郭の制作ルビンの壺・ネッカーキューブの提出
第3週725形の実験:錯視図形の制作
6形の実験:錯視図形の制作ノートパソコンまたはタブレット端末持参、主観的輪郭・錯視図形の提出
第4週797ガイダンス:色を学ぶ/色とは何か/色を表す方法/色の知覚現象
8色の実験:色相対比の制作
第5週7169色の実験:色相対比・明度対比の制作
10色の実験:明度対比の制作色相対比・明度対比の提出
目次